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●急性骨髄性白血病の宣告 2012年6月21日(木)

2012年 06月21日 23:31 (木)

病院で骨髄異形性症候群と診断されてから、定期的に血液検査をしながら経過観察をし、約1年が経過しようとしていたが、この日の血液検査は家内も同行してくれた。この日の白血球は8万8千/ulと異常に高い数値を示した。正常ならば高くても9千/ul以下でなければならない。医師から「もっと詳しく調べないとわかりませんが、白血病の疑いがあります。」と言われた。

骨髄異形成症候群から白血病に変異する場合があると聞かされていたので、発症前から白血病治療の実績の多い病院を、たまたまインターネットで調べていたが、ここの大学病院は、骨髄移植の実績があまり無い事をたまたま知っていた。

医師から、「このまま入院して検査しますか?」と聞かれた時、もし白血病だった時、骨髄移植実績が少ないこの病院にこのまま入院するのは躊躇があったため、駒込病院か、がんセンターで診てもらう事できますか?と聞いてみると、そこは知りませんが、湯島のT大学病院ならご紹介できますよ。と言ってくれた。

そこは、白血病治療の骨髄移植実績が多い国大の病院だと知っていたので、それに同意すると直接電話してスムーズに白血病治療の実績が多いT病院に検査入院させてくれたのである。不幸中の幸いとはこの事を言うのであろう!
後で聞いたところによると、いつもは病室は空いてないのに、こんなに簡単に入院できるケースはないらしい事を知った。
この日の検査では家内も一緒についてくれていたことも運が良かった。
3年前に死んだ母が袋がいい方向へ導いてくれてたのかな?と思えた。

医師にお礼を告げて病院を出た後、すぐに家内と一緒にタクシーで紹介された病院へと向かった。
病院に着くやいなや、事前に連絡を受けて待ち構えていた医師達によって、すぐに病室に運び込まれ、血液を造り出す骨髄の検査(骨髄穿刺)が実施された。医師間ではマルクと呼ばれる検査である。白血病か否か判断するために、腰骨に、麻酔を施してから太めの針を刺し、骨髄にある造血細胞を採取するのである。こうしている間も、白血球がどんどん増殖して命を落とす懸念があるため、医師たちは手際よく骨髄を採取し白血病かを早く見極めようとしていた。とても緊迫した時間であった。

針を腰骨に刺すときは腰に圧力を感じるが、骨髄液がある骨の空洞部に到達するとスポッと針が貫通する感覚がわかる。重要な検査であるが大学病院では研修医がする場合が多く、慣れた研修医だと針が貫通する手前で力を抜いてスっとやさしく針を通してくれるのだが、不慣れだと力が余ってズボっ!と抜けるのだ。 白血病患者なら誰でも嫌がる馴染みある検査で、痛烈とか強烈に痛いとか表現する人も多いが、これは麻酔の量が十分に足りていて、施術する医師の手際がよければさほど痛みは感じないはずだ。 でもこの骨髄液を注射針で吸上げるときは、シリンダーを引き上げている間は腰骨を摘んで引っ張り上げてるような感覚になり気持ちが悪くなる。針が太いため採取した後は、30分は血止めのため安静にしていなければならないが、採取中はずっと体を緊張させているが、終わって力が抜けホっとするこの時間が至極の時となるのだ。

マルク検査画像 
骨髄穿刺の様子

1時間ぐらいして、採取した骨髄に芽球という未熟な赤血球因子が血液細胞の中に3割見られたところから、急性白血病(AML)だと診断された。骨髄異形性症候群から白血病に変異する場合もあるとは聞かされてはいたが、母と同じ白血病に自分もなったことをこのとき医師より宣告されたのだ。

病名が「急性骨髄性白血病」と判明し、その日からすぐに「抗がん剤」が投与され、長い闘病生活が始まった。
定期検査のはずが、別の病院での検査入院になり、何の準備もないままに、そのまま緊急入院となったのだ。

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